アレン・ギンズバーグの写真集。
男子が一度は興味の対象となるビートニックカルチュアを代表する詩人であり活動家。
ぼくも例に漏れず好奇心が顔面から溢れ出て読んでみた「HOWL」。
そして行ったコロンブス・アベニューとブロードウェイが交差する場所CITY LIGHTS Booksellers & Publishers。
2016年には錦糸町で行われたパティ・スミスがギンズバーグの詩を朗読し、
バックスクリーンに流れる日本語字幕は村上春樹さんと柴田元幸さんが翻訳すると言う、
なんとも贅沢であり、やたらチケット代が高いイベントにも行ってビートの洗礼を身体全身に浴びてきました。
…が、特に自分がビートに入信することはなく、ビートを居酒屋で語ったことは一度もありません。
これはギンズバーグさんの詩に限らず、ギンズバーグと共にビート文学を代表する作家ケルアックの「路上」を読んだときも
ぼくの大脳は全くと言っていいほど理解を示しませんでした。。。
20代の時に関連本を色々買って現在、唯一自分の手元に残ったのはこのギンズバーグ撮影による写真集。
60年代のカウンターカルチュア全盛時のケルアックやバロウズ。
ルー・リードやゲーリースナイダー。ニール・キャサディやロバート・フランクといった錚々たる詩人やフォトグラファー、
ミュージシャンが収められています。
ギンズバーグの交友関係も然ることながら、写真自体がチョー格好いい。。
ぼくと同じくビート・ジェネレーションに興味を持ちつつも頭の中が”チンプンカンプン”になってしまった方。
青春時代の思い出にぜひ。
パブリッシャーはカリフォルニアのTWELVETREES PRESS。
プリントは日本の凸版印刷株式会社。1990年(?)
*この本は古書です。状態はビニールカバーで保管されており良好です。
ALLEN GINSBERG PHOTOGRAPHS
HARD COVER
SIZE: 36.5cm x 29cm x 2cm
PAGE: 118p
PRINTED IN JAPAN