フランス、パリのメンズファッションマガジンL’ÉTIQUETTE MAGAZINEの新刊が入荷しました。
マーク・ボウジェ: 雑誌”HOLIDAY”編集長、ジャーナリスト。
バジル・カディリ: メンズセレクトショップ”BEIGE Habilleur”オーナー。
ゴーティエ・ボルサレロ: ヴィンテージショップ”Le Vif”オーナー兼メンズブランド<FURSAC>クリエイティブ・ディレクター。
L’ÉTIQUETTE MAGAZINEは、この3人が編集長となり年2回刊行されるファッション誌。
ISSUE12となる今号では、これまでのカバーデザインから一新した大胆な装丁がクール。表紙中央にうつるピンクのコンバースオールスター(銀箱かな?)と、カール・ルイス(左下)、リーバイスの黒カンのスエードパンツを使ったスタイリング(左)が並ぶレイアウトにヤラれます。
ページをめくると定番企画のクリエイターの私服紹介から始まり、ニュー・メキシコでターコイズを巡る旅。いま古着としても改めて注目されている”ARNYS”最後のオーナー、ジーン・グランベールのインタビュー。フランス発、スキー板のビンディング製作からスタートしたアウトドアブランド”SALOMON”の特集ページ。STYLE MEMOS(これはDEEP Lを使って読んだほうがいいやつ)「パリで靴を買うならどこ?」ってテーマで地図で説明してるの最高です。
そしてゴーティエ・ボルサレロ監修レチケットマガジン得意のスタイリングページ(56体!)。小物紹介。パリオリンピックイヤーにちなんだ過去のスタイリッシュなオリンピアンスタイルの紹介。最後はJ.M. WESTONの現クリエイティブ・ディレクター、オリヴィエ・サイヤールのワードローブについてのインタビュー。
…と今回も見どころがたくさん!
個人的にはアルニス、サロモン、ウェストンといった過去–現行の自国ブランドを掘り下げる視点にグッときました(ᵔᴥᵔ)(ᵔᴥᵔ)(ᵔᴥᵔ)
スタイリングは引き続き古着を多用しておりベリークール。このバランスがレチケット。最高です。(いつもタイアップブランドのアイテムあんまり使ってないけど大丈夫なのかな…)
レチケットマガジンはブランド品や量産品、新旧のプロダクトに優劣つけずフラットな目線で組まれたスタイリング、特集が魅力です。
*この本は新書です。こちらは英語版です。
LOT: L’ÉTIQUETTE HOMME 12 SPRING-SUMMER 2024
SIZE: 22cm x 29cm x 1cm
PAGE: 160p